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和洋中の三段重

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雑煮

元日のブランチはまずはお屠蘇でお祝いして、その後冷酒をちびちびやりながら
三段のお重、黒豆、数の子、伊達巻き、きんとん、なます、そして雑煮。
いやあ普段の朝はトースト一枚なのによくまあこんなに食べたもんだ。
因みに今年の三段重は箱根「山のホテル」。洋が格別に美味しかった。

ウチの雑煮には焼き穴子が入っている。これがけっこう評判が良い。と言っても
計四名から美味しいと言ってもらっただけなのだから自慢するほどではないけど。
鶏ガラスープに鶏のムネ肉と焼き穴子(ともに一口大)を入れて日本酒をジャボッ
と足してひと煮立ち。大根と人参(扇に切って茹でたもの)、長ネギ、かまぼこを
加えて温まったら出来上がり。味付けは塩少々と醤油ほんの少々。お椀に盛って
から三つ葉をのせる。焼き穴子からも出汁がでて甘味が美味しい。ミメイはお餅
大好き人間だからここに焼いた餅を二個入れる。でも僕は餅が大の苦手だ。
いくらミメイと仲良し夫婦でも、こればっかりは勘弁、勘弁。

腹ごなしに近くの遊行寺と諏訪神社へ初詣。家を出た時は空が重くてうっとうしい
感じだったけれど、帰ってくる頃には雲が飛んでしまって日が射してきたからなぜか
清々しい気分になってしまった。だから行きつけの喫茶店でアメリカンと文庫本。

往復3キロ歩いただけでは食欲が戻るはずもないのだから夜は軽くすれば良い
のに、夜は夜でまたがっちり食べてしまった。もちろん冷酒をぐびぐびやりながら。
え、誰がって?もちろんミメイがです。
メニューはおせちと雑煮に加え、刺身(マグロ・ホタテ・カニ・イクラ)、かまぼこ、
千枚漬け、サーロインとフィレのステーキ。塩鮭も用意していたのだが焼くのを
忘れてしまった。でも忘れてよかった。この日は前夜(大晦日)からミメイの母
(実の母でもミメハハ?)が泊まりに来ていたので三人だったけれど、こんなに
食べられるわけがない。胃袋は三個しかないのだからね。

二日は二人だけで残り物を片づけた。ちょっとうんざり。

三日は友達が二人泊まりに来たのでまた宴会。
スタートはお屠蘇とシャンペン。おせちと雑煮。そのあと、マグロとホタテの刺身。
鯛の小鉢(鯛・胡瓜・タクアン・大葉を細めに切ってグワッとかき混ぜてスダチを
搾ってゴマをふりかけたもの)。大根サラダ。チーズ。と続き、飲み物は冷酒から
白ワイン。これが赤ワインにかわったところで、豚肉とレタスのしゃぶしゃぶ。
もう食べられないと言ってるのが二人いたのだけれど、まあ食べられるところまで
やろうということで食べ始めたら、結局、しゃぶしゃぶ肉(お気に入り柿安のダブル
エックスという豚肉でこれが旨い)700gとレタス2玉を完食。おまけに残ったスープに
ラーメンを入れてこれも食べてしまった。勢いというのはなんと怖ろしいものだ。
因みにタレは二種類。味ぽんにスダチをガッと搾って一味唐辛子を加えたものと、
ミツカンの「ごましゃぶ」と「金のごまだれ」をミックス(3~4対1くらい)したものに
ラー油を加えたもの。
実はこの後にとカレーを用意(前日に仕込み)していたのだが、さすがにこれは
三人がギブアップ。僕だけ小鉢に一杯食べた。どうだエライだろう。
正月というのは胃袋のシワを伸ばすためにあるのだろうか。心なしかミメイが
ひとまわり大きくなった気がする。