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合鴨肉

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鴨鍋に入れる野菜

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焼き鴨

10月から3月頃までがシーズンの食材ってかなりありますよね。
魚だと河豚でしょ、牡蠣でしょ、鮟鱇もそうなのかな。野菜はいつでも手に
入るものが多いから季節感があまりないけれど、ほうれん草とか白菜とかは
やはり冬のものですよね。で、肉は鴨。
ウチは二人そろって鴨大好きなんです。僕はもともと大好きで、ミメイも別に
嫌いじゃなかったみたいだけれどそんなに騒いではいなかった。それが一度
浅草の鴨料理専門店(鍋はなくて焼き専門)に連れていったら即ハマッた。
それからはシーズン中に必ず二、三回は家で食べるようになった。
そう言えばミメイはジンギスカンのラムにもジビエ(鹿とか鳩とかホロホロ鳥)
にもハマッた。野性味のあるものが好きなのだろうか。
ということは、僕もけっこう野性味のある男だったりして。へへ。


家で鴨を食べるときはごくシンプルに鍋と焼き。

「鍋」で用意するのは鴨肉、水菜、ネギとそば。土鍋に薄目の出汁をはって、
酒・塩・味醂・醤油をほんの少々づつ。煮たってきたら水菜とネギを入れて
その上に鴨肉を数切れのせて色が少し変わってきたら裏返し。トータルで
1~2分かな。これを柚胡椒で食べる。大根おろし(卵の黄身を入れて混ぜる
と柔らか~い食感でこれも美味しい!)と一緒でもいい。
食べたらまた水菜、ネギ、鴨肉。ドンドンいける。なぜかおなかに溜まらない。
ウチでは鴨肉400~500g、水菜二把、ネギ一本を用意するのだけれど、
気がついたらなくなっている。うーん、食べすぎだろうか。
最後にそば。これが美味しい。鴨から出た出汁ととてもよく合う。これには
小口の青ネギと七味か黒コショウ。うーん、やはり食べすぎだろうか。

「焼き」は鴨肉とネギ、しいたけ。春菊も美味しい。
フライパンに油をひかずに鴨肉を入れて両面を焼き、油がジワジワ出てくる
のでそれで野菜を一緒に焼いてしまう。これまた柚胡椒がよく合う。
「鍋」にはビールか冷酒だけど、「焼き」には赤ワインもいける。グイグイと。
いいのかなあ、鴨とワインでこんなに幸せな気分になって。悩みはないのか。