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クミコが出した新しいアルバム「十年」を聴いた。
中島みゆきが書き下ろした新曲「十年」がタイトルになっているのだけれど、
十三曲のうち十曲は70年代の歌。

このアルバムについてクミコが、「団塊の世代に聴いてもらえるアルバムを
作ろうと思った」と答えているインタビュー記事を読んだとき、そうかなあ、
我々団塊の世代には青春真っ只中の60年代の方がノスタルジアを感じ
させるんだけどなあ、なんて考えたことを思い出しながら聴いていたんだ
けれど、何の何の、「闇夜の国から」「時の過ぎゆくままに」「北の宿から」
と聴き進むうちに、甦ってきたんですねえ、あの70年代の日々が。

毎日毎日春の陽が射しているような明るさがあって、昨日より今日、今日より
明日の方が良いに決まっている、と、これっぽちの不安もなかった右上がりの
時代。何の根拠もない自信に満ちあふれ、肩で風を切って歩いていた新米
社会人のあの時代。う~ん、何か力が湧いてくるような気がするなあ。
「70年代の歌」の最後は、吉田拓郎の「今日までそして明日から」。
  私は今日まで生きてみました
  そして今私は思っています 
  明日からもこうして生きて行くだろうと
ガーン! ときますねえ。
昔聴いたオリジナル曲をそのまま聴くのも、それはそれで、もろに懐かしい
ものがあるのだけれど、自分と近い世代にあるクミコがゆったり淡々と歌って
いるのを聴くと、若い時には感じられなかっただろうと思うものがいくつも出て
くる。不思議だなあ。やはりこれは、我々世代への応援歌なんだろうなあ。

ということで(またまた脈絡のない言葉で恐縮ですが)、「あんかけチャーハン」。

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ミメイがほぼ完全復帰したのでメニューも普通に戻してはいるのだけれど、
まだ念には念を入れて、揚げ物とか油っぽいものを避けているものだから、
今回もチャーハンをあんかけにしてさっぱりさせてみました。

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アップにするとこんな感じ。
黒い唇のように見えるのはシイタケです。
この日のメニューは、

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水餃子、

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めだいの酒蒸し、

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ショウガとネギの入ったタレをかけて、

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がんも焼き(おろしショウガで)、

キャベツ・コンビーフ炒めと、ブロッコリーでした。

チャーハンには、ハム、卵、ネギが入っています。
あんは、白菜としいたけを鶏ガラスープでクタクタさせて、水溶き片栗粉を強めに。
どちらも味付けを薄め塩味にしたのが良かったのでしょうか、素材の味がしっかり
出ていて、さっぱりした口当たりなものだから、いくらでも食べられる。
ガツガツ食べ続ける我々二人。顔を見合わせて、これ全部食べたらやばいよ、と
暗黙の了解。一口分ずつ残しました。
ミメイは、おかげさまで、全快したようです。