なぜだか突然ヨーロッパに旅をしたくなった。
多分、テレビでヨーロッパのどこかの風景を見て、そのときは特に何も
感じなくて、でも、少し時間が経ってから、記憶の底のほうに埋もれて
いた風景とか出会いとか思いとか匂いとか音とか、そんなものと結び
ついて、ああ行きたいなあ、となったのだと思うのだけれど、自分のこと
ながらよくはワカラン。
もしまた行くのならパリかロンドン、夏なら北欧が良いなあと思いながら、
どこの国に行きたい? とミメイに訊いてみると、イタリアかスペインだと。
あと、イギリスの田舎、だそうだ。
なんとなくミメイらしいなあと思った。

ということで、というわけでもないのだけれど、今回はイタリア料理。
ウチのお気に入り、落合さんのレシピから「かじきソテーのトマトソース」。
これはメチャ美味しかった!

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こうやって10分ほど漬けておいてから、トマトソースをきれいにぬぐって
先ず、かじきの両面に軽く焦げ目がつくくらいに焼く。余分な油を捨てて
白ワインとバルサミコ。

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かじきを取り出した後にトマトソースを入れて温めてかじきの上にかける。
トマトとバルサミコの程良い酸味がかじきの甘味とよく合って、これは
大満足の一品でありました。お酒はやはりよく冷えた白ワインでしょう。

もう一つ、この日作ったもので美味しかったのが、コーンビーフディップ。

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粗みじんにして水にさらした玉ネギ、小さめに切ったコーンビーフ、塩コショウ
少々、レモン絞り汁(大2程度)、マヨネーズを混ぜ合わせただけのものだけど、
トーストとかクラッカーによく合う味でした。マヨネーズを少し多めに入れたのが
良かったようです。
この日のメニューは、

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水菜とサラダほうれん草と生ハムのサラダ、

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きのことピーマンのソテー、

チーズ、ナツメ、パンでした。
と、ここまでのところをミメイが横から覗きこんで、食べすぎだなあ、と。
ハハハ、アンタに合わせて作ってるんでしょうが。


「かじきソテーのトマトソース」の作り方は、

 湯むきしたトマト中2個(種が多い場合は酸味が強くなりすぎるので少し
 種をとる、とのこと)を小口に切ってボウルに入れ、バジルの葉5~6枚、
 塩小さじ半分を加えて、塩をなじませるために3~4分置く。
 オリーブ油50mlを何回かに分けて入れ、(乳化させるために)ボウルを
 振ってよく混ぜ合わせる。
 塩コショウをして3~4分置いたかじきの両面にトマトソースをつけて10分
 ほど置き、トマトソースをよくぬぐってから、フライパンで(オリーブ油少々)
 軽く焼き目が付くように焼く。
 余分な油を捨て、白ワイン大3~4、バルサミコ酢小1~2を加えて馴染む
 程度に火を入れたらかじきを皿に取り出す。
 トマトソースをフライパンへ入れて、小さくちぎった鷹の爪かカットチリを加え、
 軽く混ぜ合わせて、かじきの上にかければ出来上がり。
 (トマトが温まれば良いだけなので、ソースを煮詰めないように、とのこと。)

 こうして書くと煩瑣な手順に思えますが、暫く置いておくという手間が数回
 あるというだけで、それほど面倒な料理ではありませんでした。
 このソースは豚肉とか鶏肉のソテーにもよく合いそうです。
 火を入れずに冷製パスタなんてのも良いなあ。今日はそれにするかな。