ミメイが「ダイジョウブ」に書いていたように、人間ドックに行ってきました。

東京にいた頃も割合近くにあるクリニックに行っていたのだけれど、ここは
歩いてたったの5分。楽なもんです。おまけに、ミメイが書いているように、
問診と検査結果の説明をする院長センセイがやけに面白い。
このヒトのちょっとワケの分からないヒソヒソ話を聞くだけでも、お金を払う
価値があるような。
この日も、のっけから小さな声で「あのね」と。
いったい何だろうと思ったら、「この一年で何か変化はありますか」だと。
それなら最初の「あのね」は要らないだろう。心配になるでしょ、何かある
のかと思って。
レントゲンとか心電図とかの説明を聞き終えて帰ろうとすると、また、あのね。
小さな声で、これね、さっき奥さんにも渡したんだけど、朝ご飯食べて帰って、
とプラスチックの小さなフダをくれる。すぐ隣だからね、食べてってね、と。
ここの人間ドックには朝食が付いているのだけれど、その券を院長センセイが
わざわざくれるってのも、それに、何か悪いことでもするかのようにこっそり渡す
ってのも、ホントに変わってるよなあ、ここは。

さて、その人間ドックを翌早朝に控えた前の晩のこと。
もちろんお酒は飲めないし、カロリーをできるだけ控え目にということで、
当たり障りのない料理を並べることにしました。

ningendock20070606a.jpg

マグロ刺身、鯵の干物、塩鮭、オクラおろし、豆腐、がんも焼き、漬物、
納豆、もずく、梅干し。それと、お椀に入っているのがポトフ。

ウチは二人とも血圧の心配はまったくないので、塩分に気を使う必要は
ないのだけれど、まあ念のため、塩鮭はいつもの大辛ではなくて中辛に、
味噌汁の代わりにポトフにしました。

それにしても、なんだか、ジイサンバアサンの食卓みたいだなあ。
こうやって食べてみてわかったのは、ご飯と一緒におかずを食べていると、
すぐにお腹がいっぱいになる、ということ。
ウチはいつもお酒を飲みながらウダウダ料理をつまんでいるから、すぐに
お腹が一杯になることがなくて、だから、何種類も料理が必要で、だから、
ココを見た皆さんに、ホントにこの量を二人で食べているのか、と訊かれる
ことになる。ああ、そうだったのか、と今さらながら思いました。
でもねえ、やっぱりすぐにお腹が一杯になるのは、ツマラナイ。
ウダウダ飲んでウダウダ食べて。それが楽しいんですなあ。

ところで、検査の詳しい結果は後日郵送ということになってはおりますが、
一応、この日聞いたところでは、二人とも昨年とまったく同じ健康状態で
大きな問題は特になしということで、先ずはメデタシ、メデタシ。

ningendock20070606d.jpg

その日の夜はシャンパンで乾杯して、もちろん、ウダウダ飲んでウダウダ
食べ続けました。