すっかり秋らしくなりました。
朝夕が涼しくて、金木犀がそこここで香り始めて、本格的な秋の雰囲気に
なってきました。最高気温が20度に届かないという肌寒い日もあったりし
て、こりゃそろそろ「鍋」だろうということで、今季初めての水炊きを。

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用意した材料は、鶏肉、みじん切りのネギと生姜をたっぷり入れた鶏団子、
豆腐、かまぼこ、マロニー、白菜、ネギ、しいたけ、人参、春菊などなど。
締めはうどん。大根おろしと柚子ポン酢と七味唐辛子で食べました。
ホクホクと美味しかった。やはりこの季節は鍋ですねえ。

とかなんとか言いながら、その二日後、また上着を脱ぎ捨てるほど汗ばむ
陽気になったものだから、しょうがないなあと、これは間違いなく今年最後
になるであろうジンギスカンを食べちゃいました。
これはこれでヒジョーに美味しかったんですぅ。
夏と秋の入り混じる頃というのもなかなか楽しいものであります。
この鍋の日のメニューは、

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めばちまぐろの刺身と、するめの甘辛煮。
めばちは韓国海苔と大葉でくるんでワサビ醤油で食べました。今、この食
べ方にハマッてるんですけどけっこうグッドですよ。
甘辛煮は、前々回ココにアップした「ぞっこんイカ」というするめイカを砂糖
と酒と醤油でやや甘めに味付けしたものです。最後に七味をたっぷりと。
甘くて、でも辛くて、ビールにぴったりのつまみに仕上がりました。

あとは、蒸し大豆、漬物などなどでした。


ところで前回、トマトが不味くて高いと書きましたが、トマト以外の野菜も軒
並み高値。葉物を中心に、猛暑とその後の長雨と急激な気温低下で収穫
量が極端に落ち込んでいるからだそうで、それがもちろん高値の原因なの
だけれど、その結果、根菜類の需要が急増して値が上がり、それがしめじ
や舞茸などのキノコ類にまで及んでいるのだとか。
これを「玉突き値上げ」というらしい。
しょうがないと言えばしょうがないのだけれど困ったことです。
唯一値上がりしていないものがあって、それが国内産マツタケ。
でもねえ、値上がりしてないっていってもねえ、毎日食卓にのせられるよう
な値段じゃないし。ナンダカナア。