先月末ココにアップしたのが「防災肉豆腐」で、今回は「防災五目ごはん」。

どちらも賞味期限の近い非常食・保存食の処分(食べること)だけれど、肉
豆腐は冷凍の「すき屋の牛丼の具」を玉ネギや豆腐と一緒にクツクツさせ
るという、曲がりなりにも多少の手を加えたものでありましたが、「五目ごは
ん」は、ただ単にお湯を入れて待つだけ。160mlの熱湯を入れて20~3
0分(水なら60~70分)。時間はかかるけれど手間はいらない。何もする
ことがありません。手間がかかったら非常食にはならないから当たり前なの
だけれど、これを料理と呼んだりしたら、素人がキャンバスに一本線を引い
ただけのものが「芸術」になって、道で外国人と出会ってハローと言うだけ
で「語学堪能」になっちゃう。だからこれは、料理ではなくて作業です。

などとツマラナイことをウダウダ書いておりますが、今回は調理をしていな
いから書くことが何もないので時間を潰してるだけなんです。スンマセン。

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ということで、時間を稼いでいる間に出来上がった五目ごはん。
少し固くてパサついてはいるものの美味しかったです。
ミメイにはフツーの味だったようだけれど、僕はけっこう好きでした。
被災時に水かお湯だけで作れるのなら十分以上に満足できる味だと思い
ますよ。わざわざ食べるために買ってくるほどのものじゃないけれど、非常
食としてはオススメです。
この日のメニューは、

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ウチのお気に入り「肉の柿安」のつまみ手羽と、若布と豆腐の味噌汁。

あとは、同じく「柿安」の串カツ、刺身盛り合わせ、ぬか漬け、蒸し大豆など
などでした。それにしても、この日はほとんど手抜きですねえ。イカンナア。


ところで、昨日、JR川崎駅に隣接する地下街アゼリアで歌手クミコのキャン
ペーン・コンサートがあるというので行ってきました。「歌謡コンサート」の
前日だというのに大変だなあなどと思いつつ「愛の讃歌」から「INORI~祈り」
までの計5曲をたっぷりと聴いてきました。
夕方6時。駅から降りてくる人、向かう人、買い物の途中と思しき人。
その中の何人かは見向きもせずに歩き去り、何人かは一瞬立ち止まってク
ミコを見つめてからまた忙しそうに歩き出し、何人かは特設ステージに近寄
って暫し歌に聴き入る。最後の「INORI~祈り」のときにはかなりの数の人が
ステージを取り囲んでいて、歌い終わると広場に大拍手が響き渡りました。
自分の歌を聴きたい人だけが集まるコンサート会場とはまったく違うこういう
場所でというのはさぞかしシンドイことだろうと思うけれど、それでもきっちり
聴かせるというのはさすがにプロです。
僕も、いくら素人だからといって手抜き料理ばかり並べるのじゃなくてキチン
と仕事をしなくちゃなあ。とは思うものの、今さら日頃の心がけを簡単に変え
られるわけでもなし。まあ、二人で美味しい美味しいと言っていれば良いの
だから今のままでヨシということで。