今回は「酢豚」ではなくて「酢豚風」です。

ウチでは揚げ物をしないから、トンカツでも海老フライでも天ぷらでも出来
合いを買ってくる(昔はミメイがけっこう作っていましたが、僕は揚げ物が
「作らず嫌い」なもので)。酢豚もレトルトや冷凍食品に具材を少し加えて
作っていたのだけれど、先日テレビで、あの中華の陳さん家の「豚肉を揚
げないで焼いて作る酢豚」が紹介されているのを見て美味しそうだなあと
思って、でも、豚肉を焼くのも面倒だったから冷凍の鳥のから揚げを使っ
て「酢豚風」を作ることにしました(一度レトルトの酢豚に鳥のから揚げを
加えてみたら予想以上に美味しかったので)。

合わせ調味料は「陳さん家」のレシピを使わせてもらいました。
 :砂糖・ケチャップ・水(各大さじ4)、酢(2)、パインジュース(2)、塩と醤
  油少々。但し、ウチにはパインジュースがなかったのでグレープフルー
  ツジュースを入れました。

先ず、薄切りにした人参、一口大に切った玉ネギとピーマン、しいたけを
炒め、火が通ったら冷凍の鳥のから揚げ(電子レンジで温めてから)を加
え、合わせ調味料を入れて、最後に水溶き片栗粉を(緩めに)。
超簡単でした。

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甘酸っぱさ加減が何ともいえない美味しさでした。さすが陳さん。これなら
レトルトや冷凍食品に頼らなくてもできるぞ、と思ったのだけれど、肝心の
肉が冷凍モノ。それじゃダメじゃん。

(因みに、陳さんの豚肉(肩ロース)の焼き方は、
5mmの厚さに切った豚肉に塩・酒・しょう油・コショウ(各少量)を揉み込み
片栗粉をまぶして水を振る(片栗粉が剥がれにくくなってパリッと焼けるそ
うです)。 フライパンに油を引き、豚肉を中火で両面焼いたら2~3分湯通
しした野菜と合わせる、ということでした)
この日のメニューは、

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マスカルポーネ2種。
左はシンプルにハチミツをがけたもの。先月、新宿のカジュアルフレンチの
店で出てきてとっても美味しかったものだから真似をしてみました。簡単な
組み合わせなのに、やっぱり美味しかった。
右は青ネギとしょう油で和風に。これも良い。おかかをかけても美味しいん
ですよね。

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あとは、寒ブリの刺身、高野豆腐などなど和洋中ごちゃまぜの食卓でした。
このブリ、鹿児島の「柚子ブリ」というもので、柚子の皮や果汁をエサに加え
て養殖しているものだそうで、たしかに香りが素晴らしくて身も甘い、スグレ
モノでありました。