今がシーズンなのか、立て続けにテレビで「芋煮会」の映像を見ることがあって、見ていると当たり前のように食べたくなるから、久しぶりに芋煮を作ることになりました。
ただ、芋煮とひとくちに言っても東北各地で具材やら味付けやらが違って多種多様だそうで、何処風にするか迷ったのだけれど、前回作ったのが仙台味噌を使って豚肉を入れた仙台風(多分)だったから、今回は牛肉を入れた醤油味の山形風(多分)にしてみようかと。
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山形風の作り方もいろいろあるようで調べるとキリがないから、適当にやってみることに。水、砂糖、醤油、酒ですき焼き風のやや甘辛の割り下を作って鍋にはり、薄切り牛肉、下茹でした里芋、人参、ネギ、白まいたけ、焼豆腐を入れて、ただクツクツと(ときどきアクを取りながら)。具材に火が通ったら、最後にめんつゆで味を調整して出来上がりです。七味や山椒をかけて食べました。
こんなにシンプルな調理法なのにいろいろな具材のおかげですごく深みのある味になっていました。カラダがほかほかと温まって、これからの季節にピッタリの美味しい芋煮です。

この日のメニューは、
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焼きなすと納豆とうふ。
あとは、かっぱ巻きやべったら漬けなどなどでした。

ところで、この芋煮。
大まかに分けると、
 「豚汁風」  :山形県内陸中南部を除く全域。
 「とりすき風」:北東北の内陸で、「豚汁風」とオーバーラップする。
 「すき焼き風」:山形県内陸中南部。
 「寄せ鍋風」 :三陸海岸沿岸、および、最上川の河川交通の要所。
等々、となるのだとか(ウィキペディア)。
東北各地で愛されてるんですねえ、芋煮。