今回は、ミメイも僕も大好きな「生利(なまり)節」の煮物です。
このメニュー、もう何度かココにメインディッシュとしてアップしたと思っていたのに、サイドディッシュとして数回登場させただけだった。だから今回が初めての主役です。
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ウチがいつも買う大~きな生利節。
写真でこの大きさを知ってもらおうと、ミメイが横に並べたのがウルトラマンのカード。どうしてそんなものがウチにあるのかなあ。不思議だ。
まあそれはともかく、この生利節を大きめ一口大に切って深めのフライパンに並べ、厚揚げ、ししとう、生姜の薄切りを一緒に入れてから、鰹出汁に砂糖、味醂、酒、醤油でやや濃いめに味付けした煮汁をヒタヒタ程度に入れて、落としブタをして中~弱火で15分ほど煮る。火を止めてしばらく置いて味を染み込ませれば出来上がりです。
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定番料理って、レシピを忠実になぞって作っているわけではないのに、毎回ほぼ同じ味に仕上がるんですよね。今回の生利節も、生姜の風味が効いたお酒にもご飯にも合う甘辛の、いつもの味になっておりました。満足。

この日のメニューは、
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子持ちししゃもの甘露煮(という珍しいものがあったので即買ってきちゃいました。トロッと甘くて美味しかったです)と、大根と薄揚げの味噌汁。
あとは、白菜の漬物や納豆などなどでした。

ところで、先週のニュースで、「今年は暖冬の影響で河津桜の満開が平年より一週間も早かった」と伝えているのを聞いて、エッ!?と思った。確かに、お正月を過ぎる頃までは異常と思えるくらいの暖かさだったけれど、その後は平年に比べてもかなり厳しい寒さが続いていたわけで、押しなべた平均気温で一括りに「暖冬」にしてしまうのはちょっと納得がいかない。超寒がりの我々は「寒い冬」に分類する方が妥当な気がするんだけどなあ。
でもまあ、明後日あたりから気温が上がって春らしくなるらしいから、嬉しいかぎりであります。暖冬うんぬんは忘れてあげることにしましょう。