駅前のデパ地下の特設コーナーに年に1~2度出店する千葉県松戸市のルフランというパン屋さん。ウチの大のお気に入りで、出店中には必ず何度か出向いてどっさり買ってきます。
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で、この日はこのパンを主体にした食卓にしようかと、
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食べる分だけ切って、少し炙ってバスケットに(残りは即冷凍)。
で、このパンと合わせて用意したのが、
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チーズと赤ワイン(安くて美味しいタレン・カベルネ・ソーヴィニヨン)。

パンとチーズとワインだけというのも粋な食卓だけれど、やはりそういうわけにもいかないので、
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鶏むね肉、玉ネギ、じゃがいも、人参、セロリ、キャベツ、長芋を入れたポトフと、ブロッコリー。あとは、アンデスメロンなどなどを並べました。
大好きなパンが主役の食卓。美味しくて楽しいひとときでした。

そう言えば以前、東京に住んでいた頃に、我が家で「銘々が持ち寄ったパンとチーズとワインだけの呑み会」というのをやったことがあって、でもやはり何かお腹にたまるものがないとみんな酔っ払うだろうと思って独断でビーフカレーを作っておいたら、部屋に入ってきた友人二人が、なんでカレーがあるんだよう、パンとチーズだけじゃなかったのかよう、こんな匂いをさせるのはズルイじゃないかようなどと文句を言いながら、パンでもチーズでもワインでもなく真っ先にそのカレーから食べ始めてしまったことがあった。これは要するにあの二人の食い意地の問題だと思うのだけれど、でもある意味、僕が会の趣旨をぶち壊したわけでもあって、その教訓(カレーの匂いはこういう会には向かない)から、今回はポトフにしたわけであります。

そのカレーのハナシには続きがあって、その日集まった中の一人がけっこうおネムになってカレーが食べられそうになかったから、ミメイがタッパーに入れて持って帰らせたら、次の日に、あのカレーを食べられなかったのが残念!というメールがあって、ミメイが、冷蔵庫を見てみたらと返したら、あ、入ってた!となったのだとか。カレーを食べなかった記憶はあったのに、持って帰って冷蔵庫に入れた記憶はなかったということで、お酒の入った人間の脳の働きって、なんだか不思議ですよね。うん。