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少し前にテレビで見た「ねぎしゃぶ」なる料理がとても美味しそうだったので、まねをしてみることに。

テレビでの作り方は、
長ねぎは、縦半分に切り斜めせん切りにする。
しいたけは3mm幅に切り、生姜はせん切り、にんにくはみじん切りに。
鍋に油少量を熱し、生姜、にんにくを中火で炒めて香りを出し、出汁、味醂、塩、薄口醤油を加え、ひと煮立ちさせる(出汁1リットルに対し、味醂大さじ2、塩小1、醤油大3強)。
長ねぎ、しいたけを鍋に入れて豚肉を広げてのせ、豚肉の色が変わったら野菜を包んで薬味(柚子胡椒とすりごま)をつけて食べる。
(ポイントはねぎたっぷりとのことで、豚肉300gに対してねぎ4本)

というものだったのだけれど、ウチではそれではちょっと物足りないので、
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長ねぎ、しいたけ、生姜と薄揚げ、白菜、大根と大根の葉、水菜、人参、豆苗をだいたい同じくらいの長さに細切りにして、肉系は、
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イベリコ豚のしゃぶしゃぶ用ロース肉(スーパーの棚で見つけて、珍しいので即購入)と鴨ロースと、
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あとは、肉ワンタンを用意しました。
で、出汁はモランボンの濃縮型の鍋用スープ「匠のれん スープでしゃぶしゃぶ」(スープ1袋100ミリリットルを水1.4リットルで薄めるタイプだったので、2袋使いました)。
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いやあ、この鍋は、「ねぎしゃぶ」と言いながらまったく違うものになってしまったけれど、肉も野菜もスープも、何から何まで美味しかったです。
何より、このスープがしっかり味がついているのにサッパリ系で食べやすく、ストレートタイプと違って濃縮型で軽いから持って帰ってくるのがとても楽なスグレモノ。もっといろんな種類の濃縮型を出してほしいなあ。

この日のメニューは、
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たこの薄造りと細巻き三種などなどでした。

ところで、我が家のキッチンでは、昨年末に食洗機と電子レンジを立て続けに代替わりさせました。今の家に越して15年。電子レンジは何年か使っていたものを持って引っ越してきたので今回の機種がこの家では三代目でしたが、食洗機の交換は初めて。
電気製品の寿命はだいたい10~15年というのは知っていたけれど、部品があれば修理はできるんじゃないかと思って訊いたら、この食洗機は「補修用性能部品の保有期間」を過ぎているので部品がないとのこと。しかも、部品があったとしても部品代と修理費を合わせると新品への交換と大差がないのだとか。まあ、製造メーカーには代替わりを促す経済的な理屈やメリットがあるのだろうけれど、でもこんな風にメンドーな修理をしないで簡単に新しいものに取り替えて済ませるのが主流になったことが、日本の技術力の低下を招いた一因じゃないのかと、そんな気がしてしまいます。使う側としては、新品が来るとそれなりに楽しい気分にはなるのですけどね。うん。